
友人のKさん、Hさんと3人で、名古屋市中村区にある、「日本料理 稲本」に行ってきました。
残念なことに3月末で閉店されるため、お店の近くお住まいのKさんが、「最後に一度行っておきましょう」と予約してくれたのです。
日本料理 稲本は、大正12年に遊郭として建てられた異国情緒豊かな建物で、
当時多数あった娼家の中でももっとも格式が高かったそうです。
約700坪の敷地の中に、中庭、そしてさまざまな大きさの客間、茶室などがあります。
現在は料亭として営業されていますが、平成5年には名古屋市の都市景観重要建築物に指定されています。

食事が始まる前に仲居さんに建物の中を案内していただきました。
すべて見たわけではありませんが、お部屋は同じものは二つとない、それぞれが特徴のある造り。
お客同士がすれ違わないように、と作られた廊下は迷路のようになっており、映画のセットなどに使われそうな風情ある場所も。
写真は、この料亭のメインの宴会場である「桃山」というお部屋。
中央に座らせていただき記念撮影。

ここが今回予約していただいた「伊吹の間」、通称「傘の間」。
かつて11PMという番組では、ここから藤本義一さんが放送されていたそうです。
このように天井が傘のように張ってあります。
3人という人数にぴったりの落ち着いた茶室でした。

料理が素晴らしかったのは言うまでもありません。
途中で女将さんもご挨拶に来られ、閉店を惜しむ声が多いことなどを伺いました。
今月末での閉店を聞きつけて最後まで予約はいっぱいだそうです。
皆さん異口同音に閉店を惜しまれるそうですが、
「それだったらまーちょっとはよ来てまうとよかったんだわねー、、、と私は声をでゃあ(大)にして言いてゃあわ、ははーっ!」
と笑顔で話す仲居さん。
皆さん素敵な方々でした。
稲本の皆さんどうもありがとうございました、そして長い間お疲れ様でした。
Kさん、素晴らしいところに連れて行っていただきどうもありがとうございました。
まだ閉店までもう少しありますので、よろしければぜひお出かけください。
名古屋市中村区日吉町22
TEL:052-481-2231
営業時間:11:30~13:30/17:00~21:30
定休日:月曜日




