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2006年09月15日
ボーレンス醸造所(2):直輸入ビール紹介
ボーレンス醸造所:Huisbrouwerij Boelens
ボーレンス醸造所(1) の続き
1915年、第一次世界大戦がはじまると、ドイツ軍が侵攻し、
醸造所設備は没収され、醸造業は停止に追い込まれましたが、瓶詰め設備だけはアンリの元に残りました。
戦後、大手醸造所からビールを購入して、これをBoelens-De Meesterの名前で瓶詰めし、地元のパブや個人宅に広く配下・
販売するビール業者となりました。
この時のビールは、アルコール度2%程度のテーブルビールでした。

ボーレンス一族のかつての写真
第二次世界大戦がはじまると、アンリが亡くなり、その長男ユベール・ボーレンス(Hubert
Boelens)が醸造所を継承しました。
ユベールは醸造所を営むルコック(Lecocq)家のマリアと結婚し、1948年~1958年までベルセーラ村会議員を務めるなど、
地元で知られる名士となりました。
第二次世界大戦以降、中小醸造所の淘汰が進み、ピルスナービールが主流となり、それを配下する専門の飲料卸業が発展しましたが、
こうしてボーレンスも地元の有力な卸業者となって行きました。

現オーナー クリス・ボーレンス氏と私
現在のオーナー、クリスは1980年に父親からこの飲料卸業を継ぎました。
1970年代~80年代にかけてベルギーでは古きよき時代のスペシャルビールへの回帰が盛んとなり、クリスも1985年頃から、
なんとかして醸造業を再開したいと考えるようになりました。
一部の機器をステンレス製にするなど、EUやベルギーの新たな食品製造基準に見合う設備投資を行い、またベルギーの多くの大学、
醸造関係者などから多くの知見を得て、1915年以来停止していた醸造を1993年再開するに至りました。

醸造所でビーケンのティスティング
こうして、1993年8月、ビーケンが初めて仕込まれました。
このビールは、ボーレンス醸造所の伝統のレシピに沿った蜂蜜入りのビールで、ほんの少ししか醸造しないため、本物の「手作り伝統ビール」
として世界中から好評を得ています。
投稿者 kazu : 2006年09月15日 08:41
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