2006年10月25日

直輸入ベルギービール入荷しました!

今朝早く、直輸入ベルギービールがやってきました。
最初も嬉しかったですが、やっぱり自分の選んだベルギービールが入ってくるときは何度でも嬉しいですね。
僕は体を動かすのが好きなほうではないので、スタッフの三輪君(肩書きは社長)にさっそく電話。
納庫作業をすべてお願いしました。

三輪君はいわゆるイエスマンタイプで、なんでも僕のいうことを聞いてくれるんです。
今まで僕の指示に対てNOと言ったことが無い、本当に良いスタッフです。

特に、デ・ライク醸造所の製品はグラスを初めとして欠品を多く出してしまい申しわけありませんでした。
今回たっぷり入ってきました。

昨日ご紹介したブルーセム・ビンクをはじめ、ケルコム醸造所の製品も。
それからボーレンス醸造所、デ・モール蒸留所の製品もすべて入ってきました。
今週末に行なわれます、ジャパン・ビア・ フェスティバル2006 in 横浜 に全アイテム持って行く予定です。

あ~、まじで明日は筋肉痛になりそうです。(笑)

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2006年10月24日

ブルーセム・ビンク/Bloesem Bink:直輸入ビール紹介

クリスマスビールをご案内しなくてはいけないのですが(もう完売の商品も出てきてしまいました)、 ご紹介途中だったケルコムのビールだけ先に紹介させてください。

軽い甘味が特徴のフルーティでドライな味わい


■ブルーセム・ ビンク330ml・・・578円

透き通った紅茶のような色。
洋ナシ、プラム、ラズベリー、干しぶどう、リンゴなどのフルーティーな香り、はちみつのような甘い香りもあります。

最初は甘味を感じますが全体的にはそれほど甘いタイプのビールではなく、酸味、 苦味主体のバランスがよいドライなビールです。
口中には洋ナシやはちみつのフレーヴァーが広がります。
余韻にはホップからのシャープな苦味が続きます。

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2006年10月17日

「ケルコム・トリプル」という名前について

昨夜はポトフとケルコム・トリプル。

今回直輸入したベルギービールの中でも人気が高いビールです。
もともと醸造所を訪れたときには醸造所の輸出リストに入っていなかったのですが、試飲させてもらうとめちゃくちゃ美味しかったので、 オーナーのマルク氏に頼んで輸入してきたものです。
なんといっても、
アルコール度数の高さを感じさせないバランスのよさがたまりません。

「ケルコム・トリプル」という名前について、ちょっと豆知識を。
オランダ語の名詞は、他の名詞の前について形容詞のように使われる場合、語尾変化があります。
「ケルコム・トリプル」の場合、ケルコムのトリプルということで、"se"が付き、"Kerkomse Tripel"となります。
ということで本来は「ケルコムセ・トリプル」と呼ぶべきなのですが、ちょっと呼びにくいので「ケルコム・トリプル」にしました。

こうして輸入する商品や、メーカーの名前をカタカナにするのもとても難しいものがあります。
そのまま現地の発音で、というのも一つの手ですが、日本人に馴染まない場合もあるのでじっくり考える必要があります。

有名なところでは「フーハールデン」⇒「ヒューガルデン」などがありますね。
これだって輸入するときに、すごく色々な呼び方を検討されたはず。
いずれにしても、輸入する商品や、メーカーの名前については輸入元が検討を重ねた結果ですので、あまり突っ込まないようにしましょう。(笑)


■ケルコム(セ)・ トリプル750ml・・・1,890円

透き通った輝きのある黄金色。
レモン、オレンジ、りんご、アプリコット、洋なしなどのフルーティーな香り、ピクルスのような酸味を感じさせる香りもあります。

旨味、酸味、苦味のバランスがよく、アルコールの高さを感じさせないまとまりがあります。
干草のようなフレーヴァーが広がります。
後味にはオレンジのような酸味、そしてホップからのシャープな苦味が長く続きます。

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2006年10月11日

ビンク・ブラウン/Bink Bruin:直輸入ビール紹介

チョコレートのようなフレーヴァー、 フルボディでモルティな後味


■ビンク・ ブラウン330ml・・・567円

とても濃い赤みがかった茶色。
干しぶどう、ブラックチェリーのようなフルーティーな香り、ナッツ、ビスケット、タバコ、チョコレート、味噌、 醤油などの複雑な香りが感じられます。

モルトの甘味とホップからのほろ苦さのバランスがよく、とてもボリュームのあるタイプ。
チョコレートのような甘いフレーヴァー、味噌、醤油などの香ばしいフレーヴァーを感じます。
余韻にはホップからの苦味が長く続きます。

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2006年10月08日

ビンク・ブロンド/Bink Blond:直輸入ビール紹介

爽やかで軽く、 苦味のある後味が特徴のパワフルビール


■ビンク・ ブロンド330ml・・・567円

やや白くにごった明るい黄金色。
レモン、オレンジ、リンゴのようなフルーティーな香り、クローヴ、コショウのようなスパイシーな香り、 はちみつやビスケットのような香りもあります。

モルトの甘味と柑橘系の爽やかな酸味のバランスがよく、洋ナシのフレーヴァーが広がります。
舌の中央からはホップからのとても強い苦味が感じられ、余韻にも長く続きます。

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2006年10月05日

ケルコム醸造所(5):直輸入ベルギービール紹介

今日から東京出張です。
どこかのベルギービール屋さんで見かけたら声をかけてくださいね。(笑)

ケルコム醸造所(4)ケルコム醸造所の歴史の続き

ケルコム醸造所:Brouwerij Kerkom

■ケルコム醸造所の特徴

ケルコム醸造所の特徴は、すべての行程が未だにコンピュータも使用せず、 完全に昔ながらの伝統的な手動のやり方で行なわれていることです。
たとえば仕込みの攪拌ですら醸造フォークを使って人力で行なっています。
全て手動で行なわれていながらその品質は最新設備による醸造のビールに劣りません。



醸造所は昔ながらの正方形状に建てられた農家の建物の中にあり、敷地内には併設のパブがあって、年間1万人以上の訪問客でにぎわっています。

マルクのポリシーは、最高の原料をふんだんに用いて醸造することです。
ケルコム醸造所では今日では希少品となってしまっているベルギー産ホップしか使いません。
ケルコムのビールはビンク・ブロンドを始めとしてすべて強い苦味のある後味が特徴となっており、 一部の人々には苦すぎると嫌われることもあるほどです。

ケルコムのビールを飲めばそのガンコな姿勢を味わいとして感じることができます。

つづく

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2006年10月04日

ケルコム醸造所(4):直輸入ベルギービール紹介

ケルコム醸造所(3)ケルコム醸造所の歴史の続き

ケルコム醸造所:Brouwerij Kerkom

■ケルコム醸造所の歴史(2)

第一次大戦中はドイツ占領軍によって醸造所もとりあげられ、醸造が再開したのは1920年。
その頃にはエヴァリストの息子ポールが醸造を手伝うようになってしました。



1932年には戦前以上の醸造ができるようになりました。
しかしその後エヴァリストが亡くなり、ピルスナービールが一世を風靡すると、 ケルコム醸造所の経営は困難を極めましたがそれでもなんとか第二次世界大戦を乗り切ることができました。

1988年よりポールの息子、ジャンが醸造を引き継ぎましたが、その頃現在のオーナーであるマルク・ リメと親しくなり、1999年よりマルクが醸造所を経営することとなりました。
その後、マルクはより良いビールを造るために醸造機器に精力的に投資しました。
2000年にスタートした二つのシーズン限定ビール「ブルーセム・ビンク (Bloesem Bink)」と「ウィンテルコニンクスケ(Winterkoninkske)」によって、 ケルコムの評価はより高まるようになりました。

つづく~明日は江戸に参ります。

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2006年10月03日

ケルコム醸造所(3):直輸入ベルギービール紹介

直輸入ベルギービール紹介、ちょっと間が空いてしまいすみませんでした。今日から再開します。

ケルコム醸造所(2)ケルコム醸造所のある町の続き

ケルコム醸造所:Brouwerij Kerkom

■ケルコム醸造所の歴史

醸造所の創立は1878年。
ベルギー東部、オランダ語圏のリンブルグ州には第一次世界大戦頃までは127もの醸造所がありましたが、1965年頃までに13と減少。
現在ではケルコム醸造所を含む6つの醸造所が運営しています。


写真は同じくリンブルグ州のマルテンス醸造所で造られている「セズーンス」。

1878年、薬学の勉強をしていたエヴァリスト・クレリンクスは、 醸造業を始めるために最後の一年を残して勉学を辞め、ケルコム村のシント・トゥレイデン-ハニュイト(Hannuyt)-ナミュール通りに、 古いカフェ「ルネッサンス」を購入し、これを醸造所に改装。

1913年には、2万3000キロのモルトを使用していましたが、 そのビールは樽入りで馬車が1日で配達できる量にすぎませんでした。
当時は何軒かのカフェと個人の愛好家が主な顧客でした。

つづく

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2006年09月28日

ケルコム醸造所(2):直輸入ベルギービール紹介

ケルコム醸造所(1) ケルコム醸造所のある町の続き

ケルコム醸造所:Brouwerij Kerkom

ハスペンハウ(Haspengouw)地方はベルギー屈指の果樹農園地方で、りんご、なし、イチゴ、 チェリー、クリーク(サワーチェリー)等の主要産地であり、シント・トゥレイデンはこのハスペンハウ地方の中心に位置しています。
クリークでは、ゴルスムス(Gorsemse)クリークと言われて醸造家に珍重されるクリークがここで作られています。 (画像はイメージです)



この地方は比較的平坦で美しい果樹園が広がり、多くの自転車愛好家がサイクリングを楽しむところで、自転車コースの多くはケルコム村を通り、 ケルコム醸造所のパブで一休みしてビールを楽しんでいくようになっています。

春、果樹園の花々が満開となる頃には、ベルギー中から観光バスが集まり、5月の果樹の花々の元でピクニックやハイキングを楽しみます。



ケルコム醸造所のビール「ブルーセム・ビンク (Bloesem Bink)」は、こうした果樹の花々を愛でる男(Bloesemとは果樹の花、Binkとは、シント・ トゥレイデンの男、という意味)と命名されています。

つづく

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2006年09月27日

ケルコム醸造所(1):直輸入ベルギービール紹介

直輸入ベルギービール紹介3軒目は、ケルコム醸造所です。
現在オーナーで醸造家のマルク・リメ氏が家族とともに運営しています。
マルク氏のとても誠実で頑固な姿勢がビールの味わいにも表れています。

ケルコム醸造所:Brouwerij Kerkom

■ケルコム醸造所のある町

ケルコム醸造所のケルコムとは醸造所がある村の名前。村の歴史は古く1065年にさかのぼります。
ケルコム村はシント・トゥレイデン市の郊外約5kmのところに位置しており、行政的には、シント・トゥレイデン市の中に含まれます。



シント・トゥレイデン市はベルギー東部リンブルグ州の南西にあり、同じリンブルグ州のハッセルト市から約25km。
ブリュッセルから約65キロの距離にあります。



シント・トゥレイデン市は、1300年頃からあったとされる古い街で、その後聖トルード(Trudo)修道院の周りに大きく広がり、 中世の豊かな町となりました。
街の中心の広場は、ベルギー中のすべての街の中心にある広場の中で2番目に広く、当時の豊かさを象徴しています。

つづく

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2006年09月26日

クリーク・ファンタスティーク/Kriek Fantastiek:直輸入ビール紹介

甘味と酸味のバランスが良いチェリーのビール


■クリーク・ ファンタスティーク330ml・・・609円

赤みがかった濃い茶色。
プラム、チェリー、白桃、洋ナシなどのフルーティーな香りが広がります。

甘味と酸味のバランスがよく、ふくよかな味わいのフルーツビール。
後味の苦味が気持ちよく口中を引き締めてくれます。

醸造所 デ・ ライク
分類 フルーツビール
アルコール度数 4.9%
原材料 麦芽、ホップ、酵母、さくらんぼ
容量 330ml
ケース入数24本
輸入方法 リーファーコンテナ

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クリーク・ファンタスティーク/Kriek Fantastiek:直輸入ビール紹介

甘味と酸味のバランスが良いチェリーのビール


■クリーク・ ファンタスティーク330ml・・・609円

赤みがかった濃い茶色。
プラム、チェリー、白桃、洋ナシなどのフルーティーな香りが広がります。

甘味と酸味のバランスがよく、ふくよかな味わいのフルーツビール。
後味の苦味が気持ちよく口中を引き締めてくれます。

醸造所 デ・ ライク
分類 フルーツビール
アルコール度数 4.9%
原材料 麦芽、ホップ、酵母、さくらんぼ
容量 330ml
ケース入数24本
輸入方法 リーファーコンテナ

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2006年09月25日

ロヒュス/Rochus:直輸入ビール紹介

チョコレートのフレーヴァーが広がるダークビール


■ロヒュス330ml・ ・・588円

赤みがかった茶色。
リンゴ、干しぶどうの香り、カラメルやチョコレートの香りがあります。
モルトの甘味、苦味のバランスがよく、口中にチョコレートのフレーヴァーが広がります。

1986年に醸造所の100周年を記念して造られたダークビールで、 ヘルゼールの守護聖人にちなんで名づけられました。

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2006年09月22日

スペシャル・デ・ライク/Special De Ryck:直輸入ビール紹介

余韻に心地よい苦味が続く、 軽い味わいのビール


■スペシャル・デ・ ライク330ml・・・546円

オレンジがかった明るいカッパー。
レモン、プラム、白桃、リンゴのようなフルーティーな香り、ややスモーキーな香りがあります。
心地よい苦味と酸味のバランスがよく、爽やかでスパイシーな味わい。
余韻に心地よい苦味が続く、軽い味わいのビールです。

スペシャル・デ・ライク330ml

1886年の醸造所創業以来造り続けられており、地元のヘルゼール地域で日常的に愛飲されています。
2006年にシカゴで行なわれたワールド・ビアカップ2006では、「ベルギー・フランススタイルのエール」部門で銅賞を獲得しています。

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2006年09月21日

デ・ライク醸造所(2):直輸入ベルギービール紹介

デ・ライク醸造所:Brouwerij De Ryck

■デ・ライク醸造所の歴史(昨日の続き)

1920年、醸造所はデ・ライクという名で再スタート。
モルトとホップだけで醸造された「ベルギーらしくない」アンバービールとして、愛好されました。
1938年から1965年までは、グスターフの息子クレモンがその姉妹二人とともに醸造業を継承。
その後、グスターフJrとポールという二人のいとこ同士が継いで会社化しました。
「クリスマス・ペールエール」や「ロヒュス」などの銘柄が、この2人によって造られました。



ポール(アンの父親)は有名なミュンヘンのスパーテビールだけでなく、ニューキャッスルでも醸造を学びました。
ポールはアンが女の子だったため醸造業に興味を持たないようにと勤めていましたが、「禁じられると興味を持つのは子供の常」とはアン。
こうしてアンはババリア地方のいくつもの小さな醸造所を巡って学んだ後、Burry Saint-EdmondsのGreen Kingや、 ロンドンのWatneys醸造所などで学び、さらにベルギーのゲントで醸造工学を習得。
25才で醸造家としてスタートし、現在4代目当主となっています。

2004年、アンは新しいチェリービール「クリーク・ファンタスティーク」を発売。
かつて馬屋だった建物(馬は1950年代までビールの輸送手段として活躍していました) を改装して訪問客が試飲を楽しめるホールを作りました。

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2006年09月20日

デ・ライク醸造所(1):直輸入ベルギービール紹介

直輸入ベルギービール紹介2軒目は、デ・ライク醸造所です。
マイケル・ジャクソンの本にも紹介されていますが、当主のアン・デ・ライクさんは女性で醸造家でもあります。ベルギーでは希少な存在です。

デ・ライク醸造所:Brouwerij De Ryck

■デ・ライク醸造所のある町

醸造所はゲントとブリュッセルの中間地点よりやや東側、 デンデル川周辺の1000年の歴史を持つ人口5000人ほどの村ヘルゼールにあります。このあたりはシコンの名産地方です。
この村には、かつては3つの醸造所がありました。
最も近い市であるアールストは毎年2月末から3月頃に行なわれるカーニヴァル(謝肉祭)の行列で有名です。

■デ・ライク醸造所の歴史

現在の当主アン・デ・ライク氏の曽祖父にあたるGustaaf De Ryck (グスターフ・デ・ ライク)は、「醸造家となる」という夢をかなえるため、1886年に農家を醸造所に改装。
グスターフは、古くからドイツ・ブレーメンにあった Xum Goldenen Adler(The Golden Eagle=金の鷲) という醸造所で修行したことから、当初醸造所はDe Gouden Arend(The Golden Eagle=金の鷲) と呼ばれました。
軽めの黒ビールUitzet(アートゼット=火事の時、消火より先にビールを担ぎ出せ、と叫んだとされる古い話にちなんだ「外へ出せ」 という意味)が地域で評判となり、馬車によって樽で地元に配下されました。

第一次世界大戦が始まりドイツ軍が侵攻すると、ベルギーの多くの醸造所では銅製の釜をドイツ軍に没収されて醸造ができなくなりました。
デ・ライクも閉鎖を余儀なくされましたが、釜のひとつは庭に埋めて隠しておいたため没収を免れました。

つづく

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2006年09月19日

ビーケン/Bieken:直輸入ビール紹介

花をおもわせる香りと味わい、 フランダースのはちみつビール


■ビーケン330ml・・・ 546円

ビーケンとはフラマン語の方言で「小さなミツバチ」という意味。
この言葉は男性が女性に何かを頼んだり、口説いたりする時のささやきにも用いられるそうです。

現在フランダース地方で造られる本物の蜂蜜ビールは珍しく、ビーケンはそのひとつ。
瓶内二次発酵させており、きめ細やかで白くしっかりした泡が特徴です。

ややにごったオレンジがかった明るい黄金色。
はちみつ、バナナ、花のような華やかな香りがあります。
柔らかな甘味主体のビールで、パイナップルのようなフルーティーなフレーバーの中にスパイシーさも感じられます。
ボリュームがあり、とてもバランスがよく、アルコール度数を感じさせません。
余韻にほのかな苦味を感じる、とてもおいしいビールです。
サラダ、フルーツなどのデザートとも良く合います。

ボーレンス醸造所

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2006年09月15日

ボーレンス醸造所(2):直輸入ビール紹介

ボーレンス醸造所:Huisbrouwerij Boelens

ボーレンス醸造所(1) の続き

1915年、第一次世界大戦がはじまると、ドイツ軍が侵攻し、 醸造所設備は没収され、醸造業は停止に追い込まれましたが、瓶詰め設備だけはアンリの元に残りました。
戦後、大手醸造所からビールを購入して、これをBoelens-De Meesterの名前で瓶詰めし、地元のパブや個人宅に広く配下・ 販売するビール業者となりました。
この時のビールは、アルコール度2%程度のテーブルビールでした。


ボーレンス一族のかつての写真

第二次世界大戦がはじまると、アンリが亡くなり、その長男ユベール・ボーレンス(Hubert Boelens)が醸造所を継承しました。
ユベールは醸造所を営むルコック(Lecocq)家のマリアと結婚し、1948年~1958年までベルセーラ村会議員を務めるなど、 地元で知られる名士となりました。
第二次世界大戦以降、中小醸造所の淘汰が進み、ピルスナービールが主流となり、それを配下する専門の飲料卸業が発展しましたが、 こうしてボーレンスも地元の有力な卸業者となって行きました。


現オーナー クリス・ボーレンス氏と私

現在のオーナー、クリスは1980年に父親からこの飲料卸業を継ぎました。
1970年代~80年代にかけてベルギーでは古きよき時代のスペシャルビールへの回帰が盛んとなり、クリスも1985年頃から、 なんとかして醸造業を再開したいと考えるようになりました。
一部の機器をステンレス製にするなど、EUやベルギーの新たな食品製造基準に見合う設備投資を行い、またベルギーの多くの大学、 醸造関係者などから多くの知見を得て、1915年以来停止していた醸造を1993年再開するに至りました。


醸造所でビーケンのティスティング

こうして、1993年8月、ビーケンが初めて仕込まれました。
このビールは、ボーレンス醸造所の伝統のレシピに沿った蜂蜜入りのビールで、ほんの少ししか醸造しないため、本物の「手作り伝統ビール」 として世界中から好評を得ています。

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2006年09月14日

ボーレンス醸造所(1):直輸入ビール紹介

前からやろうと思っていました、当社直輸入ビール、醸造所のご紹介シリーズ第1弾。
いろいろ他の話題が多く、これまでできませんでしたが、今日からぼつぼつご紹介して行きたいと思います。
またよろしくお付き合いください。

ボーレンス醸造所:Huisbrouwerij Boelens

■ボーレンス醸造所のある町

ボーレンス醸造所のある村ベルセーラはアントワープの南西に広がる農業地帯ワース(Waas)地方にあり、 最寄の都市はシントニクラース(Sint-Niklaas)。
スヘルデ(Schelde)川とリュプル(Rupel)川が流れ、水と自然の豊かな地方で、 サイクリングやハイキングのコースが多くベルギーでも屈指のアゼリア(西洋ツツジ)やベゴニアの産地となっています。
(ベルギーは世界有数のアゼリアやベゴニアの輸出国です)

シント・ニクラースはブリュッセルの北70km、アントワープからは南西へ25kmの人口7万人の近代的な中堅都市で、 アントワープのベッドタウンとなっています。
市の中心広場がベルギーでもっとも大きいことでも知られています。

■ボーレンス醸造所の歴史

ボーレンス一族はベルセーラの村で1800年代中盤頃からすでに醸造を行なっていました。
もともとボーレンス家はシントニクラースの隣村ロクレン(Lokeren)の出身で、穀物商、製麦所、およびビール醸造業を営んでいました。
10キロほど離れたベルセーラには、ドゥ・メーステル(De Meester)という別の一族がビール醸造所を営んでいました。

1850年、現在の所在地Kerkstraat(教会通り)に、 前述の2軒の醸造所が合併する形でBrouwerij De Meester-Boelens(ドゥ・メーステル・ボーレンス醸造所) ができましたが、1897年に創業者が亡くなり、継承者として奥さん側(ボーレンス家)の甥アンリ・ボーレンス(Henri Boelens)が呼び寄せられました。
このアンリが現在のオーナー、クリスの祖父であり、従ってクリスは4代目になります。
アンリは、ドゥ・メーステル家側の姪マリアと結婚し、醸造所名はBoelens-De Meesterとなりました。

つづく

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