2008年03月11日
ケイゼル・カーレル 陶器製マグカップの物語

皇帝カール5世は、ウァルクール村(現ベルギー)で一日狩猟をした後、素晴らしい秋の一日の喉の渇きを癒したいと、
とある田舎の居酒屋に入りました。
彼はそこでマグカップ一杯のビールを献上されましたが、その際に女主人はカップの取っ手を持って現れました。
そのため皇帝は両手でマグカップを受け取らねばなりませんでした。
皇帝は後日またこの居酒屋を訪れてみようと思ったので町を出る時、召使にふたつの取っ手があるマグカップを女主人に送るよう言いつけました。
そうすることで次回にはマグカップを片手で受け取ることができました。

その後しばらくして皇帝は側近達と再度ウァルクール村を訪れ、あの時と同じ居酒屋に立ち寄ることにしました。
かの女主人は誇らしげに皇帝のマグカップにビールを入れて献上しましたが、なんと両手で両方の取っ手を奉げ持ってでした。
そこで皇帝はまた両手でマグカップを受け取らなくてはなりませんでした。
しかしこれに屈することなく皇帝は三つの取っ手がついたマグカップをこの居酒屋に送るよう命じました。
次の年に皇帝はまたこの居酒屋を訪れました。
今回も女主人は両方の取っ手を奉げ持ってビールを献上しましたが、なんと三つ目の取っ手は彼女の顔で支えていました。
結局この問題が解決したのは、国王が四つの取っ手がついたマグカップを送るよう命じた時でした。
ベルギーのいくつかの伝統的なカフェで取っ手が四つ付いたマグカップを今も見かけるのはこの伝説によるものです。
- Permalink
- by
- at 13:49
- Comments (0)
- Trackbacks (0)






































